Pioneer PT-R14A リボンツィータ + オマケでネットワーク

ヤフオク！で落札されました。つきましては「売却済」となります。

再入荷はわかりません。古物品は時の縁なのでいつ同様の物が当方の手元に巡ってくるかは誰にもわかりません。時々「あの商品の再入荷はあるか？」と問い合わせがありますが、古物品で同等の物が巡ってくることはほとんど無いとお考えください。また似通った商品がいつ入荷するかもわかりません。古物品とはそのようなものです。ご理解くださいませ。

高音域用のツィーターです。自作スピーカや、高音の補強用途にご検討ください。もちろん音出しOKです。
さらに、オマケでネットワークもおつけします。

本格的な高級リボンツィーターユニットは結構な金額しますので、昔オーディオが景気の良かった時代の中古ユニットを用いて「リボンを付けたらどうなるのよ？」といったリボン入門用途で検討してみてください。
ツィータ、ネットワーク共に、Pioneer の S-Y9 というスピーカから昔に取り外した代物です。

お渡しするものは写真１枚目のものだけです。その他の付属品はありません。

・リボンツィータについて
リボンツィーターの明確な部品型番は不明ですが、背面に型番らしきもので、PT-R14A と記されてます。１本の重量が約520gでしっかりとしたユニットです。
メジャーでの概算計測ですが、ネジ穴は対角で110mmです。前面グリルから背面の飛び出し部分は65mmです。素人採寸なのである程度の誤差はお許しください。
このユニットを取り付けるのに使われていたボルトもおつけします。
概観程度は、１本が中央音響レンズ(透明縦板)部にキズがあります。キズなので音質には影響ないかと思われますが、こういう細かいことで厳密に正確な音質を奏でるのかといった神経質な疑問を抱く方は避けてください。
その他は目立つキズもなく良い部類だと思います。しかしながら中古品なので重箱の隅をつつくような細かいことまでいうと小さいキズはあると思います。そういったことに神経質な方は避けてください。
意外なことなのですが、リボンを追加して高音域がしっかりでるようになったら全体の音の質感が柔らかく奥行きのある感じになります。抽象的なのですが艶がありしっとりとした質感の音になります。
結果としてボーカルの吐息といった質感や、ギターの弦が深い質感になるように当方は感じています。、
高音が追加されるので尖がった耳障りな音になるのでは？と思われるかも知れませんが、他のユニットの帯域を補完するようにフィルムコンデンサで帯域調整して増設することで全体的にふっくらとしつつ輪郭かっちりの音になると思います。
当方でツィータ補強用に以前に使用していたものです。現在は別のユニットに交換してこのリボンを使う予定もないので手放します。
フィルムコンデンサを途中につけて既存のスピーカに増設するだけでも、音がすごくまろやかになりますよ。むろん自作スピーカのツィータとしての使用も問題ありません。そういったリボンツイーターの力を実感したい方は検討してください。

・ネットワークについて
基板の上にパーツを半田しているのではなく、ボール紙にパーツを貼り付けて線を半田という構成で組み立てられてます。
動作しているスピーカから外したネットワークですが、パーツ単体にしてからは当方では使ってません。問題なく使えるかと思いますが、ネットワーク単体でのテストはしていないことをご理解の上で検討してください。
ネットワークは動作確認していないのでオマケとしておつけする次第です。
記されている型番のようなものは、「SWN-397-C」と「08348」とあります。

こういったものです。スピーカで遊ばれている方、または自作オーディオに凝っている方には楽しめるものだと思います。