すけるHDD
in 立ち上がれ〜
by nagan

イズミヤの100円ショップで「なんかいいものないかな〜」っとうろついていたら..
料理で使うタッパーが沢山売られてました。
一つ手に取って、「ジャンクネジ入れ」に使えるな〜と思っていると...
なぜか手にフィットするサイズなんです。
「あれ〜、この手の感触は...」といろいろ持ち替えて分かりました。
これって、HDDのサイズなんですよ。
HDDを増設するときの鷲掴みをして、確信しました。
すると、この中で「円盤回らんかな〜」となって..
考えると、是非やってみたくて...
で思い付いたのが夏の8月、そして正月休みに時間が空いたので思い切って作っちゃいました。



材料
まず材料を調達しましょう。

これが、今回100円均一で入手したタッパー
料理用タッパー

ジャンクPCからもぎ取った接続ケーブル
電源コネクタは、壊れたCPUファンからぶち切ったもの
IDEのケーブルは、片側がメスなのが味噌です。
ケーブル

ケースにマウントする為のお皿
こんな「すけるHDD」でもケースに見えるようにマウントして使う予定です。
やっぱり、こういうのは動いてナンボでしょう。
このステーはPC-98シリーズにHDDを内臓するのに良く使われているやつです。
ステー(お皿)

これが今回犠牲になってもらうHDD
CONNER の250Mのものです。
もちろん、正常動作品ですよ。
今回の献体



現物あわせ
本当にタッパーに物が入るのか加工する前にはめてみましょう。
今回のものは、ピチピチにフィット。(まるで、コンドー○みたい)
おかげで、中のHDDをネジ止めする必要もないです。
(ごめんなさい写真を撮り忘れました)


ケースの加工
では、ケーブルが生えるところを、カットしましょう。
結構タッパーって硬いです。指を落として「カタギを卒業」しないように気を付けましょう。
とりあえず、通常のカッター、プラスチックカッター、ホットナイフ等、手段を選ばす切ります。
ケースのカット

次に、カットした隙間を埋める目的で、「すきまテープ」を付けます。
こんなんでええんか?って。私は動いたらそれで満足です。
ケースのカット


ケープルの試し付け
ここで、ケーブルがきちんとつくかテストしました。
もちろん、私がいいかげんにタッパーをカットしたのでバッチリです。
(仕事もこれぐらいうまくいけばいいのに...)
ケーブルを繋いだところ



お皿にマウント
タッパーの蓋をお皿にマウントします。
無理矢理、ネジで付けましょう
ここで、振動を吸収するので取り付けは確実に...
ケーブルを繋いだところ



HDDのオープン
では、いよいよHDDを開けます
注意
ハードディスクを開けるとメーカ保証はなくなります
また、完全にホコリのない密室で処理するのが普通です

ホコリのない部屋は、我が家にはないので、いつもの作業スペースで..
とうとうドライバーを当てた

「カパッ」と気持ちいい音がして..
「キラ〜ン」めっちゃ奇麗..
あ〜ぁ。開けちゃった

そうそう、このHDDの蓋ですが、後輩がタバコとライターを載せるお盆にする
ということで、喜んでうばっていきました。
やっぱり、業界人はこういった変な小物が好きなんか?


無理矢理込める
あとは、円盤に傷をつけないように、無理矢理タッパーに装着です。
でも、初めての女の子に挿入よりは簡単だもんね〜
(うんうんしてセットしてたので、写真を撮り忘れました)


とりあえず繋いで動作テスト
とりあえず、ケーブルを繋いで動作テスト
動作テスト

PCのスイッチを入れると、「しゅイィィィーーーーン」
電灯が写って「キラキラ、キラーン」
めっちゃ奇麗
そのうち、「ククッ、カカッ、ククッ」とアームが動作
しかも、「眼にも止まらぬ早業」で忍者ハットリ君も真っ青
「おお〜、おもしれ〜」と鼻を垂らして叫んでしまった。
もちろんのように、PCは起動。
そのまま、領域確保して、Win98で認識させる。
フォーマットOK。ベリファイOK。で「ウホホーイ」です。
ちょっと障害を期待していたので、なんか残念...




ケースにマウント
やっぱり、こういった物は動いているのが見えるようにしないと..
ということで、ケースに見えるようにマウントします。
ここで、お皿にマウントした意味が分かります。
HDDをベイに立てに取り付けてと..

ジャジャーン
マウントしてしまった

これで、回転しているのが良くわかる
HDDにMpegとかの大きいファイルをコピーして再生すると、
アームがピクピクして「おもしれー」
タッパーを良く見ると「耐熱温度90度、電子レンジOK」
と書かれていて更にナンセンスで「メッチャいい〜」です。
正月に遊びに来た友人や後輩には、「バカ受け」でした。



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