NEC AtermIT65EX
in もぎとりセンター
by nagan

復活呪文を唱えた日 1999年03月05日

季節の変わり目は、仕事の変わり目ということで、
仕事関係や友人関係で貸し借りしていたパソコンの部品達の出入りが激しいです。
そんな調子で、不要品が増えるのもこの季節..
で、いくらで売ったらいいのか日本橋に調査にいきました。
すると、Sマップにて、
「NEC製プリンタバッファ」ノーチェック
¥477−
というのを発見!!
思わず購入してしまいました。
で、中身は、このTAが入っているのです。
こういった、出物があるので日本橋はいいですね。
しかし、なんで、これをプリンタバッファと間違えるのだろう

とにかく、期待ワクワクで自宅でパワーオン
あれ〜?

となったので、復活の呪文を唱えてみました。



全体写真
全体写真
こいつが、プリンタバッファとして、ジャンク扱いで売られていたものです。
どうみても、TAに見えるのですが..
それもかなり程度がいい..


動作の確認
とりあえず、何も繋がずにそのままスイッチオン
すると..

ショウキョチュウ
と表示され..
ローダーモードA
と表示され、PWRランプが点滅してまま。

この手のやつは、DSUがつながっていない..
とエラーがでると思っていたのに..
以外な結果でした。

で、そのままPCに繋いで、モデムウィザードで診断させると、エラーが帰ってくる..
あれ〜、正常なモデムならなにかしらの反応があるはずなのに..


HPのチェック
とにかく、ローダーモードというのが気になるので、とにかくメーカのHPへ
http://aterm.cplaza.ne.jp/
で、ここで調べると、どうもファームウェアのアップデートというのが気になってチェック
すると、このTAのファームウェアをアップデートできるではないか?
ということは、このTAをアップデートしようと前ユーザーが行って失敗したのだろう
と勝手に判断し、こいつでアップデートすると復活すると考えました。
で、HPの指示どおり、必要なものをダウンロード
それを実行してみました。


ファームウェアのアップデート
とりあえずダウンロードしたものを解凍し、PCにインストール
で、Readmeを読んでそれから実行です。
「らくらくバージョンアップ」というのを実行します
全体写真
「何らかの原因により、ファームウェアに..」というのが味噌ですね。

全体写真
左下の「書換オンリー・モードで実行中」に注目

全体写真
さすがに、メーカー製のアップデータです。
細かい確認があります。

全体写真
ここで、ファームウェアのイメージファイルを指定します。
もちろん、最新のものをメーカHPからダウンロードしているので、それを指定します。

全体写真
最終確認画面です。
ここで、実行と唱える
後は、うまくいくようにと神様に祈ります

すると、アップデートに成功しました。
と、メッセージが表示され、TAが再起動しました。


再度動作確認
では、TAのスイッチを切って、再度動作チェック
あれ〜、やっぱり変!!
で、取説を確認する。(この値段で取説までついていた)
すると、折ってあるページが...
なんだと、自己診断モードだと〜
ふんふん、このDIPスイッチを設定して...
もう、自己診断モードに設定されているではないか?
ということは、やっぱり前ユーザーが、なんか失敗したんやな。
で、この自己診断モードが作動しているのだと判明。
では、基にもどすには?..と取説をチェック
なに〜、「テストが終わったら、スイッチを基にもどすように」
だから、元の設定は!!と怒鳴っても、どこにも書かれてませんでした。
では、設定用のCDを確認してみます。
すると、各種ドキュメントが...
でも、ディップスイッチについては書かれてません。
で、こういう時は、I-NET(専用線接続)の設定に必ず載っているはず..
とCDを検索していくと、発見しました。専用線の設定
そこには、ばっちり書かれてます。
で、さらに気が付いたのは、これって、昔のIT45の設定とおなじやんけ
とIT45を持ってきて同じようにスイッチを設定
(私は、IT45を使用しています)
すると、ばっちり正常起動するではないか?
で、そのまま仕事で使っているテスト用のプロバイダーにダイヤルアップ
もちろん、正常に動作します。

ラッキー、復活の呪文(アップデート)で復活しました。



購入時の付属品
購入時の付属品
取説が2冊と、設定用のCDです。
しかし、設定用の各ユーティリティは、メーカHPの最新のものをダウンロードしたので意味無しですね



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