外付けCDROM TEXA LU-CD2
in もぎとりセンター
by nagan

臓物摘出日 1999年06月18日

なぜか知らないのだけど、私のHPを見ている方から、
98用の外付けCDROMを取り出している様子を公開してくれ〜
というメールが結構来るのです。
でも、これって、ただ解体して取り出すだけなのだけどな〜と思いつつ
ちょうど解体するチャンスがあったので、写真をとって見ました

ちなみに、私は外付けで機器を増設するのが嫌いでして、できるだけ筐体に組み込むようにしています。
だって、ただでさえ、ケーブルがごちゃごちゃして
    ケーブル銀座となっている
のに、それをできるだけなくす為の努力です。
すると必然的にフルタワーの筐体へと..
つまり、男たるもの、いろんな女の子(パーツ)を受け入れるだけの立派なフルタワーなアレ(筐体)を使い来なさないと..
おっと、話しが違った..
ともかく、外付けが嫌ということで、私の手元に来たものは大抵贓物を抜き取られて、筐体に合体されます。
さて、そんな中、サーバ用に低速の安いSCSI-CDROMを探していたら、この2倍速の98用のものを発見
早速、購入して取り出して使うことになりました。



全体写真
全体写真

これが、今回犠牲になるCDROMです。
98用にしては、結構シンプルなデザインしています。
特に、左の黒い帯なんて、ワンポイントだけど、引き締まって見えてグーです。
でも、私はこのケースには興味ないのよねー
中身が重要..
やっぱり女の子はハートでしょ。(何のこっちゃ)


臓物の摘出の前に...
一応、お約束ということで、即解体せずに、本体を軽く振ってみましょう。
カラカラとか音がするようであれば、すでにもがれているか、
または、中で部品が外れている可能性があります。
部品が外れている感触のときは、解体時にパーツを傷つけないように気を付けましょう。
それと、デザインにこだわったケースは、結構隠しネジが潜んでいるので、
目をさらのようにして、目視チェック。


腹を開けましょう
外付けCDROMも。「カパッ」と開けるのが多いです。
今回のものも、そのタイプのはず...
で、開封するネジを探そう。
すると、簡単にネジが見つかりました
初期のものって、こういう簡単な作りが多いので、切開手術するものにとってはありがたいですねー

まず後ろ..

後ろ

このネジを外します。

次にひっくり返して裏..

後ろ

このネジを外します。

あとはスライドするようにスルスルと開けます


臓物の位置を確認
腹を開けたら、どこにどんな臓物があるか確認しましょう。
では、御開帳!!

カパッ

おおっ、奇麗に各部品が配置されているではないか〜
俺が部品取しやすいように設計者が配慮してくれてんな。(そんなことは絶対に無い)
しかし、電源部がこうやって真ん中にあるものは初めてみました。
しかし、電源部の下をSCSIケーブルがとおっている。
これって、あまり良くない配置と違うのかな〜


臓物の取り出し
では、中身のCDROMを取り出すべく、各臓器を摘出していきます。
まず、電源部を外します。

電源部

もちろん、電源に繋がっているケーブル類も丁寧に外しましょう

CDROMに繋がっている各ケーブルも外しましょう

CDROMへのケーブル

次にフロントパネルを丁寧に外します。
ここは、無理するとパネルが割れるので、ゆっくりと丁寧に..

フロントパネルのつめ

そして、ヒックリ返して、CDROMを固定しているネジを外します。

CDROMを固定しているネジ

すると簡単にHDDが取り出せます。

出てきたCDROM



動作確認
このHDDをDOS/Vにつけて、動作テスト
もちろん、正常動作。
ということで、ばっちり使えました。
ちなみに、出てきたCDROMの型番は...
NEC CDR-210でした。
もちろん、私の読みどおり、SCSI 2倍速です。



本日の成果

本日の成果

SCSI 2倍速 CDROM(NEC CDR-210)
CDROMを取り出した外付けケース



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