システムテスト用のPCが突然挙動不審になりました ほぇ〜、不治痛(富士通)のマシンだから、なにか発病したのか〜。と笑っていても仕方がないので解体することに.. ちなみに、挙動不審なのは、ディスクが壊れたからで、多分ディスクの寿命が来たのだと思います。 ということで、デイスク交換のついでに、写真撮影しておきました。 この手の富士通は、沢山ユーザーがいると思うので、なにかの参考になればどうぞ.. |
全体写真
うーん。よくオフィスに導入されている富士通のPCです。
また、よく売れたモデルで、このPCを使ってきたユーザーも多いと思います。
このモデルくらいから富士通もデザインが良くなりましたねー
それまでは、ただの四角い箱というデザインだったのに..
現在、HDDから起動しないので、駄目もとで、FDDよりDOSを起動して、HDDをフォーマットしたら..
フォーマットが失敗しました。やはりデイスクが駄目の模様です。
解体の目的
別のジャンクマシンからもぎとってキープしていたHDDと交換することです
ポイントはディスクをめざしてネジを外しまくるだけだと思います
腹を開けましょう
こいつは、簡単に蓋があきます。
まず、後ろにあるネジを3本外します
そして女の子のスカートをメクルように、後ろにスルスルとずらします。
では、御開帳〜
おおっ、中は結構綺麗じゃん。ルンルン
HDDはどこじゃいなー。とジロジロ..
うひゃー、CDROMの下なのねー。
これって、ドライブベイを全部外さないといけないやん!!
フロントパネルを外す
ともかくフロントパネルを外してネジがどうなっているかチェックしないと始まりません
まずフロントパネルのツメをはずします。
そして、そっと観音開きのように開ければ簡単にとれます。
この辺りのパネルの止め方は、良くできているなー。と感心しました。
ドライブベイの取り出し
いろいろと見て、ドライブベイを止めているネジと、ケースの真ん中のフレームを外さないといけないことがわかりました。
その前に、まず増設スロットに付いているサウンドカードを外します。
ちなみに、このカードは、Creative Sound Braster PNP です。
次は、ドライブベイ周りのネジを外します。
真ん中のフレームを外します
これで、FDDがはずせます
やっと、CDROMのベイが見えたところで、後ろの止めネジを外します
そして、CDROMを前へスルスルと引き抜くと、HDDも一緒に取り出せます
さて、後は、HDDを取り外して、別のHDDを組み付けて、元通りに組み立てるだけです。
BIOSの設定
HDDを別のものに交換したらマザーのBIOSの設定をしないといけません。
FMVは起動時に、[CTRL]+{ALT]+[ESC] キー押下でBIOS画面が起動します。
そこで、IDE-PRIMARY MASTER の設定を AUTO に変更。
これでOKです。
再度起動して、今回入れ替えたHDDが認識されて画面に表示されるのを確認します。
これで、HDDの移植はOK
後は、OSをインストールしなおすだけです。
その他、各部の写真
各部の写真です。
マザーボード
CPU
Pentium 120
このワイヤーでFANを止めてあるところが、富士通らしいです(笑)
ハードデイスク
これが今回、壊れていたDISKです。
Quantum Trailblazer 840AT
別のマシンに持っていって、間違いなく壊れていることを確認しました
フロッピーデイスク
YE-DATA YD-702D
3モードFDDだからでしょうか?
私の中では、DOS/Vであまり見かけない YE-DATA のものでした。
感想
目的のHDD交換は無事できました。
うーん、富士通もなかなか良くできているなー。とちょっとだけ感心しました。
しかし、これだけネジを多用していても、ぴたっとネジ穴が合うところは、さすが日本の金型技術というとこでしょうか。