新しい開発が決まったので、開発用マシン。またはテスト用マシンを用意しようかと倉庫へ物色 うーん。開発は自作機でいいのだけど、テスト用マシンなんかは、へんてこなメーカ機がいいなー と倉庫の中をあっちやり、こっちやりと片付けながら使えそうなものを物色.. おおっ、そういえば、こんなかわいいサーバもあったなー。とExpressを掘り出しました。 で、使えるかの点検も兼ねて、ちょっと解体してみました。 こんなに小さくてもサーバ機なのよね。 それもNECのExpressシリーズ 私は、サーバ機では、GATEWAY ALRシリーズの次にExpressシリーズは大好きなんですよ。 しかし、このデザインのものから、Expressシリーズも個性の無いサーバ機に鞍替えしていきます。 そういう端境期のExpress鯖です。 ちなみに、5インチベイがホディ下にある機種って少ないでしょ。 |
全体写真
なんか愛嬌のあるかわいいデザインです。
このデザインは、私の周りの女の子にも受けているようで、何故か人気があるんですよねー
ただのミニタワーな自作機は不細工だというのに、この機種は「ブーちゃんでかわいい」ときたもんだ。
私は、この辺りの女の子の閑静はちょっと理解できません。
解体の目的
動作するように各パーツの再設定です。
でも、そのままスイッチを入れても現状で動作するのよねー
腹を開けましょう
こいつは、簡単に蓋があきます。
まず、天板を後ろにパカッとスライドします。
後ろにあるスライドロックを下ろして側面パネルをガバッっと..
そして、スルスルとボティーを後ろにずらすと..
ほら、簡単にご開帳〜
って、ここでご開帳の写真を出したいのだけど、撮影するのを忘れた。ごめん..
サーバ機なんだけど、中身はすっきりしてます。
でも、さすが日本のNECです。各パーツの組み付けなんて丁寧にできてますよ。
この辺りは台湾メーカにはできないところですかねー
ちなみに、カード類は一切増設されていなかつたので、いじくる楽しみが減ってしまいました。
フロントパネル類を外す
5インチベイについているドライブ類を外したいのだけど、
なんかこの外装のプラスチックが邪魔なので外装をめくることにします。
フロントパネル上のつめをつついて外します
次に筐体をひっくり返してフロントパネル下のつめをつついて外します
そーっと、フロントを観音開きのようにめくると外れます。
ちなみに逆のサイドパネルを外したいときは..
サイドパネル上のつめをつついて外します
次に筐体底面のサイドパネルの詰めを外します。
これで外装のパネル類は全部はずれます。
ドライブ類を外す
5インチベイについているドライブ類を外します。
FDDベイを外します。これでFDDとHDDが外れます
あとは5インチベイをベイごと外します。
ネジは筐体フロントと底面にあります。
うーん。ここの写真を撮るのを忘れている..
では、外したドライブ類です。
HDDとFDD
HDDは、NEC DSE2100S (SCSI 2G)
FDDは、TEAC FD-235HG
CDROMとDAT
CDROMは、SONY CDU-611 (ATAPI)
4mmDATは、SONY SDT-9000
電源を外す
こいつはATX電源だったはず、確認の意味で外してみました。
この4本のネジを取るだけです
電源に張ってあるシールは、マザーのジャンパー設定です。
取り出した電源です。
やっぱり、ATX電源でした。
さて、電源を取ると、あとはマザーだけです。
感想
解体する手間は面倒だけど、バラバラにできるのでなかなかメンテナンスはいいと思います
そうそう、このマシンは、PenPro200なマシンで、そこそこ使えます
しかし、メーカ設計で排気効率はいいように作られているが、吸気効率は悪いようで、
CDROMやDATの隙間からケースへ外気が吸引されている模様
何故かというと、外した部品がほこりまみれなんですよ。
よい設計のケースは、吸気と排気がバランスできて、筐体の中を風か流れるものです。
ALRやDELLのサーバなんて、何年も稼動させても吸気排気のバランスがいいから、ほこりがたまりにくいんですよね。
さてさて、最近のExpressは、この吸気排気の設計は改善されているのだろうか..