正月だというのに、どこに行くでもなし..(実家に顔出しに行ったぐらい) でも、仕事に追われない時間と、仕事の電話もない時間ということで部屋のお掃除とほったらかしてあるPCの点検でも始めることにしました。 そこで、リビングの掃除をしていたら、何故かテレビの後ろから、このDECが発掘されました。 多分、開発アプリの動作検証用にいいや。とキープしていて忘れ去られた子だと思います この機種は小さいながらも、なんとDual-CPUなんですよ 筐体は頑丈な作りで、さすがDECだなーという感じです。 ミニコンやWSを扱ってきたメーカだけあってこのクラスのものでも設計はしっかりしております。 かくいう私もDECなマシンのファンです。 |
全体写真
ポチャっとおでぶなデザインしてます。
グラマーな体格というところでしょうか?
人間でいうと「トランジスタグラマー」(これって死語かな?)ってとこか?
スリムでかっちょいいのもいいけど、長いお付き合いならグラマーな子が好きです
これは機械も女の子も一緒ということで、ガリガリの女の子よりポチャっとした方が揉みがいあるでしょ
そんな感じでなんかといじりがいのある個体です。
解体の目的
一応、動作するかの点検目的です。
しかし、テレビの後ろでホコリをかぶっていたなんて..
なんでテレビの後ろにあったのだろう..
嫁さんが片付けして忘れ去られたままになったのかなー
腹を開けましょう
こいつは、簡単に蓋があきます。
まず、裏面の3個のネジをあけます。
後ろにあるハンドルを握って後ろにスルススライドします
ケースがしっかりしているのか硬い時がありますが、
ちょっと上へ持ち上げぎみに後ろにスルスルとひけばOKです。
そうですね、寝ているネーちゃんのパンツをスルスルとするよ..(自粛モード)
ほら、簡単にご開帳〜
うーん。中はなんかゴチャゴチャしているなー
でも、各パーツへのアクセスはわりと簡単になっているのよねー
フロントパネルを外す
ドライブを外す前に、フロントパネルほ外さなければいけません。
フロントパネル裏のつめ2箇所を外すと簡単に外れます。
ドライブ類を外す
5インチベイについているドライブ類を外します。
これは簡単です。
ドライブをとめいるネジを外して前へ抜き取るだけです。
次にHDDベイを外します。
これも、ベイのネジを外してめくるだけです。
では、外したドライブ類です。
HDDは、NEC DCAS-32160 (SCSI 2G)
CDROMは、TOSHIBA XM-5401B (SCSI x4)
DATは、degital TLZ09 (SCSI 4mm-DAT DDS2)
CPUボードを外す
この娘は、CPUボードがマザーの横にドッキングする形になります。
つまりCPUボードの変更だけで、いろんなCPUに対応しようと設計されてます。
事実、筐体のデザインはそのまま、マザーもそのままで、CPUのモデルが異なるタイプ(PenPROタイプ等)が存在します。
このレバを起こして引くだけです
後は、ボードを引っ張ってマザーから外すだけです。
取り出したCPUボードです。
DECの基盤設計はパーツの配列も綺麗でいいなー、なんて眺めていて気がついた。
このCPUの配置は、ちょっと変だよ..
CPUは一般的なSLOT1のものなので珍しくないのだが...
この写真を見て築く人いますか?
よ〜く観察するとわかると思いますが、CPU2個に挟まれた部分にヒートシンクがあるでしょ
ということは、なんとCPUの向きが互い違いに配列されているのです。
つまり、上のCPUソケットと下のCPUソケットの取り付けが逆なんですよ。
では、次にCPUを外したソケット部の写真です。
ほら、ソケットの向きが反転しているでしょ。
で、外したCPU達の写真です。
このヒートシンクでないと綺麗にマザーに差し込めないはずです。
そうそう、CPUは、Pentium2-266でした。
ついでにメモリの写真
16Mが8枚で、合計128M搭載です。
まとめで、CPUボードの写真
その他、写真等
SCSIカードは、NEC 815XSとシルク印刷されたものが入ってました。
チップは、SYMBIOS LOGIC 53C815 なので、大抵のOSで利用できます。
電源の上に、LANモジュールとサウンドコネクタがあります。
サウンドはマザーにオンボード(ESSチップ)
LANは、100BaseTです。
ビデオは、MGAがマザーにオンボードです。
マザーのジャンパー設定等がサイドパネルの裏に貼ってあります。
これがあるとメンテが楽でいいです。
この設定表によると、Pentium2-400までディップスイッチで対応のようです。