物々交換にてHPなキューブボティーのサーバ機を入手しました 俗にいうデスクサイド筐体といわれる代物です。 HPのデザインは無機質なんだけどオフィスでシックリするんですよね。 ともかく入手したサーバは点検を兼ねてまず開けてみようとその様子です。 |
全体写真
キューブサーバとよぱれる形状です。
ズシーン、ドシーンという体格です。
この手のデザインのものは、ケースの真中にマザーをセットして、ストレージ関係とマザー関係を分離している設計なんです。
つまり、ミニタワー筐体とSCSIケースが横にドッキングしていると考えてください。
ということは、中のメンテナンス性はいいんですよねー
解体の目的
一応、動作するかの点検目的です。
何分、物々交換での入手品なのて...
前オーナーは中古ショップで入手したが使い方がわからんので放置プレーしていたとのことなので..
しかし、こんないい機械を放置プレーするとは..
腹を開けましょう
こいつは、簡単に蓋があきます。
まず、裏面の5個のネジをあけます。
そして筐体をグルリと囲っているカバーを前へスライドします。
するとガバッとカバーが外れます
カバーを取った時の前からの様子..
ちょっと間抜けな状態です
ストレージ側からの様子..
マザー側からの様子..
の写真を撮影するのを忘れたー。ごめんネ
けっこう中身はすっきりしているでしょ!!
カード類を外す
この個体は、CPUボードとメモリボードがマザーに差し込む形になります。
つまりCPUボードの変更だけで、いろんなCPUに対応しようと設計されてます。
事実、筐体のデザインはそのまま、マザーもそのままで、
CPUのモデルが異なるタイプ(Pentium2タイプ等)が存在します。
さらに各種増設ボードの類を外します。
この個体には振るサイズの増設カードが入っているので、
それをサイドから固定するための金具も外します。
すると、各カード類が剥き出しになります。
では、各カードを順番に外します。
取り出したCPUボードとメモリボードです。
CPUはPentium-166、メモリはトータルで128Mでした。
取り出した各カードです。
LAN HP純正100BaseT
Video S3VirgeDX
RAID DAC960P (2Ch)
といったカードでした。
ドライブ類を外す
5インチベイについているドライブ類を外します。
まずアレイベイの化粧パネルを外します。
次の4本のネジを外せば簡単に外れます。
おっとその前にHDDをはずさればと、サクサクとアレイベイのマウンタを取ります
すると次のHDDがでてきました。
出てきたものは Seagateの2G-SCAものが3本でした。
次にアレイベイをごっそり外します。
アレイベイ1個につき次の4本のネジを外します。
アレイを外すと5インチベイが3ベイになります。
外したアレイベイの裏面です。
各HDD毎に電源を取っているところがいいですね。
コネクタもワイドとナローの両方がついてます。
次にDAT等を外します。
これはベイの前のネジを外すだけなので簡単です。
DATは、HP SureStore Tape5000
CDは、Toshiba XM-5401B
その他、写真等
マザーの写真
オンボードビデオと電源コネクタ周りの写真
ビデオが、CirrusCL-GD5424がマザーにオンボードです。
しかし、オンボードビデオの機能は殺して増設ビデオで動作するようになってました。
もちろんオンボードのビデオはマザーのDIPスイッチの設定で変更できます。
電源コネクタはATなのかなー、専用電源なのか良くわかりません。
オンボードSCSI周りの写真
オンボードで、AIC-7870が2チャンネル搭載されてます。
これだけでも値打ちかあります。
たとえばCDR焼きマシンとして運転するとかふざけたことできますよ。
マザーのジャンパー設定等が天井部分に貼ってあります。
これがあるとメンテが楽でいいです。
アレイベイのID設定等がサイド部分に貼ってあります。
こういうきづかいがいいですよね。