個人売買で入手した地方のおいしいもの
北海道旭川 いなきび大福
名物うまかった日 1998年11月12日

物の写真

美味い度数(5段階評価)で、
美味い度数 美味い度数 美味い度数 美味い度数 美味い度数


この大福は、旭川の方と個人売買したときに、お礼としていただいたものです。
大福と饅頭のセットだったのですが...
とにかく、大福がメッチャおいしい
おまけ(勝手におまけになっている)についていた饅頭は霞んでしまいました。
この薄い黄色の肌、そして甘すぎないあんこ、久しぶりにおいしい大福に遭遇しました。
それに、コピー機で刷ったような、「ラベル」も気に入りました。
パッケージに入っていた紙には、「稲黍豆入もち」というのも書いてあったので、これもおいしそう。

この大福の販売者を書いとくので、興味ある方は問い合わせてください。
大福に入っていた「大福の説明」も文字認識スキャニングしたので載せときます。




以降は、大福のパッケージに入っていた紙をそのまま転載しています
いなきび大福のロゴ
稲黍ものがたり
J稲黍は、今から一、五〇〇年位前に印度より中国を経て日本に渡来しました。桃太郎の鬼退治の主役キビダンゴのキビと同種ですが、耐寒性が強い為に樺太今のサハリンでも栽培されたと云われています。
五月中旬に播くと九月末に収穫されて不作を知らず、百年前に入植した屯田兵や開拓者の先人が水田が出来るまでの間、平野部においても作付され祝事には餅にしたり、濁酒(ドブ口ク)を醸(カモ)しては故郷の歌に興じたと聞いております。又、凶作時には「蕗」の根を堀りきざんで稲黍と煮込み、飢をしのいだ有難い穀物です。ところが最近食品の研究が進歩し、この稲黍にはお米の三倍もの栄養分があり、特に鉄分・燐・マンガン・ミネラル等が豊富で消化も良く中国では薬膳と呼ぱれています。黄色の成分はケ口チン(アミノ酸)です。自然食ブームに乗って「黍ごはん」「お粥」や「おじや」に見直され、新聞、テレピ等で紹介されております。今度北海道開拓の村の名物としても御採用をいただきました。
なんと先人の方々は百年も前より最良の食事をしていたのですね。
名物探訪北海道うまいものめぐり
JR宗谷本線永山駅の「もりやのいなきが大福」は屯田兵開拓の味を再現したものと云う。クリーム色の美しい肌に歯切れのよさと上品な餡が口の中で一体となって大地の香りがむせて来る。
稲黍は連作が出来ない。土中の栄養分を全部吸いとるからである。収穫時はいなきびをねらった雀との競争になる。
昔、稲黍を喰べていた人に長寿者が多いのも鉄・マンガン・燐・ミネラル等が豊富に入っているせいか……。一ケース、5ケ入でねだんも手頃。
但し残念ながらJR永山駅・旭川駅・旭川空港売店でしか手に入らない。
永山屯田兵三世 斉 藤 勢 三(美瑛町在住)
いなきび大福本舗汲烽閧
営業所 旭川市永山ニの十九の一の十五
電話 (○一六六)四八‐一四三九番


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