外付けHDD GUY
in もぎとりセンター
by nagan

臓物摘出日 1999年04月01日

私が唯一開発で使っているマックが、とうとうHDD容量不足になりました。
しかし、マックはほとんど使わないので、
    「1Gぐらいを内臓したらいいねん。」
という発想で、手軽な価格の外付けHDDを橋に購入しにいってきました。
すると、ソフマップで、240M内臓の外付けHDDが、4800円で山積みでした。
この手のショップでよくあるのは、どこかの不良在庫を大量に引き取って叩き売ることです。
きっと、このHDDもそうに違い無い..と、型番をチェック..
    「ふふふ.店員のバカめ。これは1Gだ」
と、このHDDを購入してきました。
なぜ、1Gと分かったかって..
型番が、A-240と、A-1050 と存在したのです。
もちろん値段はどちらも一緒。 頭のいい人は、この型番の意味が分かりますよね。



全体写真
全体写真

結構程度がいいです。
デザインも結構いいし、マック屋さんが欲しがりそうなデザインしてます。
でも、私は中のドライブが欲しいだけなのね〜


臓物の摘出の前に...
一応、お約束ということで、即解体せずに、本体を軽く振ってみましょう。
カラカラとか音がするようであれば、すでにもがれているか、
または、中で部品が外れている可能性があります。
部品が外れている感触のときは、解体時にパーツを傷つけないように気を付けましょう。
それと、デザインにこだわったケースは、結構隠しネジが潜んでいるので、
目をさらのようにして、目視チェック。


腹を開けましょう
HDDケースも。「カパッ」と開けるのが多いです。
今回のものも、そのタイプのはず...
で、開封するネジを探そう。
けげっ、こいつもネジがない。
以前に解体したSUNの外付けケースの時のようにこいつもネジ無しの模様
最近は、こういう外付けケースが流行りなのか〜
こいつもけったいな作りしてるぞ〜
で、改めて眺めていると、謎の穴を発見
日本男児たるもの、穴があったら、つくべしつくべし..と、
マイナスドライバでついたらちゃんと開きました。

ここがGスポット

しかし、このGスポットは、なかなか難しい..
わざわざ、短小のドライバを用意してツンツクツンです。
デリケートな子は、挿入するやつも小さいのがお好みなのか?


臓物の位置を確認
腹を開けたら、どこにどんな臓物があるか確認しましょう。
では、御開帳!!

カパッ

おおっ、こいつ防磁対策の為なのか、内側全体がキラキラした薄い鉄板でカバーされている。
これを、いい仕事というねんな。
I-O DATA 、メルコ、ICM も見習え
おっと、ICMって無くなったんだっけ..

御開帳

この冷却FANに注目
さらに、HDDをマウントしているステーにも注目
このケースって、いい仕事していると思わない?


臓物の取り出し
では、中身のHDDを摘出します。
とにかく、各ケーブルを外す。
そして、ステーを外す

ステーのネジ

すると簡単にHDDが取り出せます。


動作確認
このHDDをDOS/Vにつけて、ローレベルフォーマット
そして、ベリファイチェック
もちろん、正常動作。
ということで、ばっちり使えました。
ちなみに、出てきたHDDの型番は...
Quantum Fireball1050Sでした。
もちろん、私の読みどおり、1GのHDDです。


その他
他にも、電源とかいろいろ部品取りするところはありますが..
いい仕事のケースなので、個人売買で売ることにしました。
ということで、ケースは元どおりに組み立てました。
また、ディスクを込めたら使えるはずです。


付属品
今回の物は、付属品も豊富でした。

付属品

電源ケーブル。これは当たり前
さらに、マック用のSCSIケーブル
やっぱり、このデザインはマックをターゲットにしているのか?
そして、変なステーたくさんと、ステーをとめるレンチ
どうも、同型のケースを連結したりするときに使うものらしい。
ケースの中がいい作りなので、このステーを使って連結するのも、
きっとカッコイイデザインになるのでは?


今回の失敗
実は、今回は失敗もあるのです。
HDDも私の読みどおりだし、壊れていないし、この辺はいうことないのですが..
私のマックは、ハーフハイトのHDDしか内臓できないのです。
しかし、摘出した贓物はフルハイトでした。
ということで、最終目的は達成できないまま、
1GのHDDと、外付けケースが残ったのでした。
チャンチャン



本日の成果

本日の成果

Quantum 1G-HDD(Quantum Fireball1050S)
HDDを取り出した外付けケース



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